私が年に1回楽しみにしているもの、それはアカデミー賞の生中継。
毎年都合の許す限りTVに貼り付いてスピーチやドレスを堪能している。
が、実はゴールデングローブ賞の方が好きな作品がノミネートされていることが多かったので、アメリカに来たら是非授賞式を見るんだ!と心に決めていた。で、今日がその日。
☆普通に受賞が嬉しかった☆
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アン・リー→アン・リーは「推手」とか「ウェディングバンケット」とか、まだ地味だった頃からすごく好きだったので、やっぱり嬉しい。毎回新しいものに挑戦している姿勢と、自分の一貫した美学の融合がすごいと思う。(だけど「ハルク」を見たときは「このあとアン・リーどうなるの」と泣きそうになったのも事実。だからよけいに嬉しい)
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ジョナサン・リース・マイヤーズ→「マイケル・コリンズ」時代から好きです(ポッ)。
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ホアキン・フェニックス→同じ作品でリーズ・ウィザースプーンが受賞したときも顔が硬くて、「こりゃ相当プレッシャーかかったな」と思ってたら、自分の受賞スピーチの途中でやっとスマイル。ちなみに私はリバーよりホアキンの顔が好きだ。
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フィリップ・シーマン・ホフマン→愛すべき
「キモい役」名俳優として夫と密かに見守ってきたが、最近あっという間にメジャーになっちゃって・・・ちょっと寂しかったり(笑)。またポール・トーマス・アンダーソン作品系の微妙な役も見たいけどもう無理かしら。そのときは(私たちの中ではお仲間の)ウィリアム・メイシーも一緒に見たい。
☆可愛い夫たち3人☆
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ライアン・フィリップ→全然年とらない・・・。リーズが受賞した瞬間大はしゃぎ、妻のスピーチを聞いている間嬉しくてソワソワしてしまって、隣のシャーリー・マクレーンにあやされていた(母性本能くすぐり系)。そして妻の出演作(Walk the Line)の関係者が受賞スピーチをするたびに妻以上に神妙な顔して聞いている。可愛すぎる。が。夫も頑張れよ!
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ウィリアム・メイシー→我々夫婦にとってはメイシーは「フェリシティ・ホフマンの夫」じゃなくってあくまで「ショボくれた役をさせたらピカ一俳優」。さすがにフェリシティが受賞スピーチで「私の北極星、私の天国、ビル・メイシー」って言った時は「そりゃないだろ」とつっこんでしまったが。
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マシュー・ブロデリック→すっかり「サラ・ジェシカ・パーカーの夫」で定着しちゃってちょっと寂しい。だけど二人でいるところは微笑ましい。(妻はちょっと多動気味)
☆そのほか良かった人☆
・グウネス・パルトロウ→マタニティドレスが可愛かった!
・マット・ディロン→久々に見た。いい具合に油っこさが抜けてこれからカッコよくなりそう。
★それちょっとどうなのよ?の二人★
・ジョニー・デップ→寝癖ヘア+開襟赤シャツ+ペンダント。去年のオスカーの時の手品師タキシード(しかも鮮やかな紫)も凄かったけど、ある意味期待を裏切らない。たぶんオスカーもノミネートされると思うので要チェックだわー。
・エイドリン・ブロディ→なんか酔っぱらいみたいだった・・・。隣のナタリー・ポートマン(ジーン・セバーグ風ヘアメイクが似合いすぎ)が綺麗だっただけにひどかった。
★そのほか気になった人・こと★
・ジョージ・クルーニーの、小さいグラスを目で支えようとする宴会芸。うちの父レベル。
・ピーター・ジャクソンの激痩せ。(髪型は変わらず)
・ジェイミー・フォックスの髪の生え際の形。
・ディカプリオのヒゲ。
・マライア・キャリーの容貌の変化。
・ウィリアム・ピーターセン(CSIのグリッソム主任)とパメラ・アンダーソンという組み合わせ。
・エマ・トンプソンのスピーチは相変わらず空回り寸前でヒヤヒヤする。