向かいの部屋は、どうやらexchange student(交換留学生:在籍期間は短期間)が住んでいたらしく、この4月から新しい人が住み始めたようだ。
その彼が昨夜はやらかしてくれた。友達を招いてパーティを開いていたようだが、それがうるさいなんてモノじゃない。12時ぐらいまでは我が家でも「まぁ土曜の夜だもんね」「盛り上がってるねぇ」ととらえていたのだが、1時すぎても終わらない。終わらないどころかエスカレートしていく。ドアを開け閉めする音が異常に響き渡り(このフロアでは一度この騒音が問題化したことがある)、廊下に出て来てはダーティーな単語を交えて叫びまくる。この間ドアは開けっ放しなので室内の大音響のダサBGMが廊下に鳴り響く。
最初は廊下に通じる我が家のドアを内側から「コンコン」とノックして「うるさいですよー」とアピール。一度は沈静化。15分後、さらに状態悪化。そのうちさすがに夫がカチンと来て「廊下で騒ぐのはやめてくれ。それから夜中なんだからドアの開け閉めの音は気を遣ってくれ」と言いに行く。ホストらしき彼が「out of control」とつぶやく。君はもうホスト失格!
さらに1時間、状態は改善せず。いくら土曜の夜の学生寮とはいえ、曲がりなりにも、少なくとも20代後半になろうかという社会人経験のある大人の行為じゃない。lこのフロアには子どものいる家庭だって入居しているのだ。行き過ぎ。寮の学生代表に電話して「夜中にゴメン」とわびつつも苦情を伝えると、速攻で2人も来てくれた。
その後しばらくしてパーティはお開き(おそらく強制)。恐る恐るのぞき穴から見ていると、逆恨みからかうちのドアを叩こうとする奴、うちのドアにあるネームをチェックしていく奴(こわー)。
しかし、迷惑してたのはうちだけではない。ドア前にに「近隣のことも考えろ!夜中は静かに!」と几帳面にレイアウトしたプリントアウト(あまりの熱心さに笑えた)を置いていった人がいることを私は知っているし(もしかしたらこれもうちの仕業だと思ってるかも知れないが)、今日うちの旦那が課題のために参加したミーティングでも憤っていた人がいたという。フロントに苦情のメモを残した人もいる。
私は英語がヘタレなので言いたいことが自分で言えなかったせいか(プリントアウトを置いた人も同じ理由かな?)、妙にスッキリしない一件だった。「あ~ら、皆さん英語がお分かりにならなかったのかしら?せっかく1時間前にタクの主人が穏便に済ませようとしたのに残念ザマス」「久々に学生生活に恵まれたくらいでこんなundergraduateみたいな騒ぎをするなんて、みなさんお気持ち
だけはお若いのね~」ぐらい言ってやれれば良かった(いや、無理そして危険)。