Frank Lloyd WrightのHome & StudioがOak Parkにあるというので遠征。昨年スプリングフィールドのDana-Thomas Houseにすっかり感動したので「ライトが自分のために作った家ってどんなだろう」と期待が膨らむ。
この家はライトのキャリアの中でも初期に作られているものの、すでにライトのスタイルになっている。うっとり。日本文化に傾倒していたゆえ、家中のあちこちに浮世絵やお皿や帯などの日本アイテムが飾られていて、日本人としては、ガイドさんがそれらに言及するたびにやはり嬉しい気持ちになった。
ツアー代は$12。Dana-Thomas Houseよりかなり高い。ギフトショップはこちらの方が充実しているけれど、ガイドのクオリティは(人にもよるのだろうけれど)Dana-Thomas Houseの方が良かったのでその辺ちょっと不満足。ただ、このお金はライト建築の保存に充てられるのでその辺野暮は言いっこなし?
その後、Oak Parkをぶらぶらしている時に、不動産屋さんでその辺のライトの作った家(Oak Parkには他にも彼の作品となる家が普通にある)が売りに出されているのを発見。日本円にして約6億デシタ。でもやっぱりライトの家に実際に住んでいる人は存在しているわけで、Evanstonの近所のライトの家にも人は住んでいる。羨ましい!(道端から涎のたれそうな顔で眺めている私のような人間もいるだろうから、迷惑だったりして・・・)